Canonの『EOS RP』というカメラを買いました。
フルサイズのミラーレス機で3月14日に発売されたばかり。
安い買い物ではないので悩んだのですが、発売前に大阪の肥後橋にあるキヤノンショールームに行って実機をさわったことが購入の決め手となりました。
私自身は新たにカメラ本体を買うのは実に6年半ぶり!
実はカメラを買い足す場合や初めて買う場合は、同時に買わなければいけないものが色々とあります。
そこで、今回私がカメラと一緒に購入したものをまとめました。
これから一眼レフやミラーレス一眼を買いたいとお考えの方は、せっかくカメラを買ったのにすぐ使えないということがないように、ぜひ参考にしてください。
高価な割に単体では使えないのも不思議な話ですが…(^▽^;)
必要なもの
カメラとレンズ(当然ですが)
今回私は『Canon EOS RP RF35 MACRO IS STM マウントアダプターキット』という商品を買いました。
これは『EOS RP』というカメラ本体(ボディ)と、『RF35 MACRO IS STM』というレンズと、『マウントアダプターキット』という以前のマウント形状のレンズを取り付けるためのアダプタがセットになったキットです。
初めてカメラを買う場合はレンズは持っていないと思うので、とりあえず『レンズキット』で買っておくと便利です。ボディ単体でも売られているので、安いからと間違えて買わないようご注意ください。
(『マウント』については今回はあまり関係ないのでスルーしてください。)
なお周りに詳しい人がいる場合や、明確にこういう写真が撮りたいというのが分かっている場合は、最初からボディとレンズを別に選んでも良いと思います。
SDカード(SDXCカード)
カメラ本体の内蔵メモリは全く無いか、あってもかなり少ないので別途SDカードが必要です。
高価なわりにパソコンやスマホのような容量がないのもよく考えると変な話ですが、そういうものなのです。うっかり買い忘れないようにご注意ください。
日常風景なのか旅行先の写真なのか、どういう画質か、画像編集ソフトを使う前提なのかなど、条件次第で必要な容量は違ってくるのですが、とりあえず以下の記載があるものを選べば大体OKだと思います。
- 64GBまたは128GB(価格が安く容量は多い)
- 丸に10(転送速度が速い)
- Uに3(転送速度が速い)
- メーカーはSanDisk、Transcend、東芝あたり
私は過去にとあるショップのプライベートブランドの安物を買い、旅行中に撮影した写真がすべて消えたことがあります…(-_-;)
そのカードは返品できましたが、失った写真は当然補償されませんでした…
それ以来ある程度ちゃんとしたメーカーのものを選ぶようにしています。今回はTranscendの128GBのものを買いました。
絶対あった方が良いもの
レンズ保護フィルター(レンズプロテクター)
カメラのレンズに取り付ける保護フィルターです。
レンズのガラス部分が傷付いたり割れるともう終わりなので、着けておいた方が確実にいいです。スマホに液晶保護フィルムを貼るのと同じですね。
ちなみにカメラのレンズはそれぞれ口径が違います。必ず自分のレンズに記載されているサイズのフィルターを購入しましょう。『Φ52mm』という感じで書かれています。
値段の幅が広く迷うかもしれませんが、メーカー純正品または『Kenko』か『HAKUBA』あたりなら1000円以下の安いものでもたぶん大丈夫です。
無名メーカーで安すぎるやつはキレイに写らない場合があるのでご注意ください。
またPL(偏光)機能やソフトフォーカス機能があるフィルターもありますが、最初は必要ないと思います。
プロテクター機能だけのものか、付いていてもUVカット機能程度のものを購入すれば大体OKです。
液晶保護フィルム
カメラ本体の液晶画面に貼る保護フィルムです。
デジタルカメラは液晶を見ながら撮影設定を変更するため、液晶が傷付いたり割れると使えなくなります。念のため貼った方がいいです。
専用の商品もありますが私は主に100均で購入しています。カメラの液晶画面のサイズは大体同じなのでそれを見つけるか、スマホ用のものを切ってもOKです。
必要に応じて買えば良いもの
予備のバッテリー
ミラーレス機だと最初からあった方がいいかもしれません。
というのもバッテリーがフル充電の時、実はミラーレス機はデジタル一眼レフに比べて、4分の1から5分の1程度の枚数しか撮影できません。
具体的にはミラーレス機の『EOS RP』が250枚の条件で、同クラスのデジタル一眼レフ『EOS 6D Mark II』は1200枚も撮れます。
デジタル一眼レフが内部の鏡に反射させた像を直接ファインダーで見ているのに対し、ミラーレス機は常にデジタル処理をしているため、バッテリーの消費量が大きいのです。
250枚が多いか少ないかは人それぞれですが、慣れるまでは1枚撮るのに時間がかかり、慣れれば撮影枚数が増え、どちらにしてもバッテリーを消費しがちになるので、予備はあっても良いかと思います。
私は250枚では足りないので最初から追加で買いました。
なお他のカメラで安い互換バッテリーも使っていますが、比べるとやはり純正品の方が長持ちするし寿命も長いので、今回は純正バッテリーにしました。
レンズフード
レンズの先端につけるカバーです。購入するレンズによってはこのレンズフードが別売りな場合があります。
レンズフードを付けると余計な光を遮りフレアやゴーストを防いでくれ、直接レンズが傷付くことも防げるというメリットがあります。
ただ純正品だと3000円以上することもあるので、絶対必要かというとちょっと考えるところ。レンズ保護フィルターを着ければ補える部分もあるため、必要だと思えば買う程度でいいかと思います。
購入する場合はそのレンズ用の純正品か、社外品の場合は口径が合っているものを選ぶようにご注意ください。
私は今回は購入を見送りました。形状が微妙に感じたので…(^_^;)
インターフェースケーブル
パソコンに繋いでデータ転送や充電ができるケーブルです。カメラによっては標準で付属していないようです。『EOS RP』にも付いていませんでした。
bluetooth機能でデータを送れるためだと思いますが、パソコン側がbluetoothに対応していない場合は直接SDカードを挿入するか、このケーブルが必要になります。
毎回SDカードを抜き差しするのは端子部分が痛んでカードの寿命が短くなったりするので、できればケーブルがあった方がいいですね。
私は前のカメラのケーブルがあるので大丈夫。と思いきや、端子の規格が違うのでダメでした(^▽^;) 今はMiniUSBではなくType-Cが主流なんですね…
純正品は3000円くらいするので、試しに100均でType-Cの転送ケーブルを買ってみたところ、ちゃんとデジカメにも使えました。
純正品以外を買う場合は必ず通信ができるものを選ぶようご注意ください。
ストラップ
好みで付け替えたければ購入しましょう。自分のだとすぐわかるので盗難防止にもなります。私は赤色があまり好きではないので、Canonの純正ストラップではないものに交換しています。
ストラップの幅が広いほうが首から下げた時に肩が凝りにくいです。重いカメラを使う場合はあまり細いストラップにしない方がいいです。
カメラバッグ
こちらも好みで。カメラ専用バッグはダサいのが多いので、デザインと実用性を兼ねたものを探すのが難しいかもしれません。
気にしないのであれば、巾着袋に入れてカバンに放り込んでもOKだと思います。
私は過去に3、4個カメラバッグを買い替えて、ようやく気に入ったものを見つけました。エツミというメーカーのバッグで、とても使いやすいです。
『ひらくPCバッグ』という商品と悩んだ結果、価格などからこちらにしましたが正解だったなと思います。
普通のカバンをカメラバッグのようにできるクッションボックスも以前使っていたのですが、残念ながらそのカバン自体がダメになってしまったので今は使っていません。
三脚、レリーズ、ストロボなど
このあたりは撮りたい物が決まっているなら最初から買っても良いと思います。そうではないなら必要になった時に買うというので問題ありません。
私はどれも一応持っていますが撮影シーン的にほとんど使っていません。
なおEOS RPには内蔵ストロボ(フラッシュ)がありません。今お持ちのカメラで内蔵ストロボをよく使っているという場合はご注意ください。
もしEOS RPに合わせて初めて外部ストロボを買うなら、EOS RやRP向けに発売されたEL-100が軽くて使いやすいようです。私も後日これを購入しました。
EOS RPにEL-100を装着した写真です。
以上、初めてカメラを買う時に必要なもの一覧でした!こうして見るとカメラ以外にちょこちょこお金がかかっていますね(;^_^A
全くのゼロから写真を趣味として始めようと思うと、割と初期費用がかかるもんですね…
しかし傷が付いたり故障するとさらにお金がかかります。高価な買い物だけに、必要なものをしっかり揃えたうえでガンガン使っていきたいものです(^ム^)
または入門モデルのカメラを型落ちで安く買って、細かいことは気にせず使いまくるのもオススメですよ!
こういう写真を撮りたいなと思った都度、それに適したレンズやボディを買い増したりするのも手です。一度にかかるお金は少なくて済みますので。
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
よかったら読者登録をお願いします(=^・^=)