我が家の黒猫のお腹が過剰グルーミングではげてしまい治療を行っています。
現在進行形で治療中ですが、かなりハゲが改善され毛が生え戻ってきました。
猫が自分の体を舐めすぎてはげてしまう原因や、効果のあった対策をまとめました。
舐めすぎによるハゲについて
まず過剰グルーミングによるはげなどは、実は『舐性皮膚炎』というれっきとした病気です。
猫の舌はザラザラなので、舐めすぎてはげる(脱毛)、炎症が起きる、血が出る、カサブタができるなどの症状が起きます。
舐性皮膚炎の治療について
猫が自分で治すことは難しいので、原因を取り除き、きちんと治療してやらなければなりません。
原因はストレスによる精神的なものと、体に何か付いたりアレルギーなどで痒くなる物理的なものに分けられます。
精神的な場合はストレスの原因を取り除き、アレルギーの場合は投薬治療をしていきます。
しかしすでに原因が解決していても舐め癖がついてしまい、舐め続けるのを止められないこともあるため、その場合はエリザベスカラーなどで物理的に舐められないようにする必要があります。
うちの舐性皮膚炎対策
動物病院で獣医師にも相談し、エリザベスカラーの服バージョン『エリザベスウエア』と、アレルギー薬の『アトピカ内用液』を使用して治療しています。
記事一覧
エリザベスウエアやアトピカ内用液を使うことにするまでの経緯や、それらの効果などを詳しく書いています。記事が増えるたびに随時更新していきます。
1:エリザベスウエア&アトピカを購入
過剰グルーミングによる舐性皮膚炎の原因と治療方法など。
動物病院で診察してもらい、獣医に勧められたアトピカ内用液と、エリザベスウエアを購入しました。
2:アトピカ内用液の感想
アトピカ内用液を受け取り、実際に飲ませてみました。
猫にとってアトピカはとても不味い薬なので、最初は飲ませたあとのフォローに苦労しました。
シリンジであげたりエサに混ぜたり色々試しましたが、結局シリンジに戻しました。
3:エリザベスウエアの感想、良かったこと気になったこと
エリザベスウエア術後服を購入しました。
実際に着せてみて良かったことや気になったことなどを書いています。
4:エリザベスウエア術後服・皮膚保護服の比較
エリザベスウエア皮膚保護服を追加で購入しました。
エリザベスウエア術後服と皮膚保護服の比較を書いています。
5:アトピカ内用液を10日間使った感想
アトピカ内用液を10日間使った感想です。
うちの猫の場合は飲ませるのはそれほど難しくありませんが、飲ませた後のヨダレ処理が大変なので、最初から風呂場でアトピカを飲ませることに。
6:アトピカ内用液&エリザベスウエア使用1ヵ月後の効果
アトピカ内用液とエリザベスウエアを1ヵ月間使っての感想です。
アトピカ、エリザスウエアのどちらも猫にとってはやはりストレスになっているようなので、今は毎日ではなく様子を見ながら使用しています。
しかし1ヵ月経過して、以前より確実に毛が生えてきています(T_T)
7:アトピカ内用液を安く買う方法
冬の乾燥により、エリザベスウエア皮膚保護服を着せると赤くかぶれるようになってしまいました。その痒みで余計に舐めてハゲが悪化しました。
現在はアトピカ内用液だけの治療に切り替え回復に向かいだしています。高価なアトピカをなるべく安く購入するための方法です。
8:アトピカを4ヵ月半毎日飲ませた時点の効果
アトピカを4ヵ月半、旅行中の10日間以外は毎日飲ませました。
おかげでかなり毛が生えてきています。経過を写真で説明します。
9:アトピカを半年間飲ませた効果
アトピカを半年間飲ませ続けた時点の状態です。
前回よりさらに毛が生えてきました。経過を写真で説明します。
10:冬の乾燥を乗り越え完治まであと少し
心配していた冬の乾燥を無事に乗り越え、順調に回復しています。
完治まであとわずかというところまで来ました。経過を写真で説明します。
続く…
番外編:疥癬をストロングホールドで治療
ヒゼンダニに噛まれることで起きる疥癬(かいせん)という皮膚病にかかった野良猫を、ストロングホールドという薬で治療しました。
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
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