前回、猫の過剰グルーミング対策として『エリザベスウエア術後服』を購入したものの、しばらく着用しているうちに問題も出てきました。
そこで新たに『エリザベスウエア皮膚保護服』を購入。着せてみた感想や問題点、2種類のエリザベスウエアの比較などをお話しします。
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エリザベスウエア術後服の問題点…
まず最初にお断りしておくと、あくまでうちの猫の場合の問題点です。
我が家の猫の体型にピッタリのサイズがなく、着丈がけっこう余ってしまいました。
商品のサイズパターンと猫の体型が合うなら何の問題もない商品だと思います。
けっこう足口が余っているのがわかります。
購入して1週間なのですが、着丈が長いせいで後ろ脚が引っかかって無理やり脱いでしまうことが3回、トイレでおしっこがウエアにかかってしまうことが2回ありました。
そのうち1回はおしっこで濡れたままベッドに上がってしまったので、替えたばっかりのシーツをまた洗濯するハメに(^_^;)
たまたま日曜日なのですぐ洗濯できましたが、このままでは仕事で家にいない時には着せられないなと思い、夜寝るときだけ着せることにしました。
しかしそれでも朝起きたらシレっと脱いでいたので、完全にサイズが合ってない感じです。
エリザベスウエア皮膚保護服を追加購入
そういうわけで、半袖半ズボンタイプの『皮膚保護服』なら足が引っかからず脱げないだろうと思い、追加購入しました。
背中側。1回着せた後なので毛が付いています(^_^;)
お腹側。こちらも毛が付いています…
しかしこちらも早速問題点が…
『術後服』の方は背中がマジックテープだったので着せやすかったのですが、皮膚保護服はマジックテープがなく、スッポリかぶせる構造でした。
おそらくこちらの方が脱げにくいということなのでしょうが、お尻の方からかぶせて首や足を通すため、袖がある分ちょっと着せにくい。
スッポリ通して着る構造。美しい洋ナシ体型。
それでもうちの黒猫は大人しいので着てくれましたが、少し袖の部分が長いのか、歩くときに後ろ脚が引っかかるのです。
着せやすくするために袖口が広めに作られているのだと思いますが、そのせいで足を曲げると服の中に足が入り込んでしまいます。
ここでも袖が裏目に出てしまいました(~_~;)
仕方ないので袖部分を折り返して着せることにしましたが、今度は首元から前足を出して無理やり抜けようともがきます。
片足は出せたものの首元は狭いので、結局お腹のあたりで引っかかり、ワンショルダーの原始人みたいになって床に転がってしまいました。
やはり留守中に転がって動けなくなると困るので、今のところ昼間には着せられない感じです…とりあえず目の届く時に少しずつ慣らす必要がありそうです。
エリザベスウエア術後服の良い点
術後服が合わなかったため皮膚保護服を追加で買いましたが、結局うちの猫の場合は術後服の方が良かったかもしれません。
2種類を比較して感じた術後服のメリットは、
- 背中がマジックテープで着せやすい
- 袖がない分、足を通して着せやすい
- 丈さえ合っていれば足が引っかからないので脱げにくい(たぶん)
- 猫にとって動きやすそう(慣れかもしれませんが、皮膚保護服の方は着せると全然動かなくなるのでストレスなのかも)
全然動かない図。まな板の鯉ならぬクッションの猫。
不機嫌そうな顔。
エリザベスウエア皮膚保護服の良い点
残念ながら、うちの猫の場合はあまりメリットを感じられていません。
さらに脱がせた後に今まで以上に過剰にグルーミングするので逆効果な気さえも…やっぱりけっこうストレスなのかなと思います…(-_-;)
買う前はすごく良いと思ったのですが、実際に使ってみないとわからないこともあって難しいですね。
ただこちらも猫の体型次第ではちょうど良い商品だと思います思います。ちゃんと着てくれる場合で今のところ思いつくメリットは、
- 縫い目が外側にあり、肌に優しい配慮がある
- 袖口が分厚い別生地で、肌に優しい配慮がある
- 足の付け根などの過剰グルーミング対策になる
- 脱げにくい(ハズ…)
今後の方針
とりあえず、術後服をメインで使っていきます。
ただし丈が長いままでは使えないので、まずは丈をちょうどいいサイズに調整したいと思います!
コニシ株式会社の『裁ほう上手』という布用接着剤がちょうど家にあるので(^_-)-☆
皮膚保護服については、いっそのこと袖の部分(白い部分)を切ってしまおうかと思っています。袖を切れば足が服の中に入って脱げたりもしないので、ひとまず問題は解決します。
しかし袖を切ると、ただの『着せにくい術後服』になってしまうのですが…
洗い替え用や寝る時用としてなんとか両方とも上手く活用したいところです(;´Д`)
商品ページはコチラです。
現在、皮膚保護服は新タイプが販売されているようです。私が買ったのは旧タイプなので、欠点が改善されているかもしれません。
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