先日海の近くへ行った時、おっちゃんが猫に魚をあげている場面に出くわしました。
最初は持ってきた餌をやっているのかと思ったのですが、よく見るととれとれピチピチの魚でした。この魚はボラだそうです。
その場で絞めてブツ切りにして猫に与えるおっちゃん。
「新鮮な魚は最高や!」
途中からさらに2人ほどおっちゃんが合流して、釣る人、網ですくう人、魚をさばく人に分かれて効率的に猫に魚を与えていました。システム化されています。
「晩ごはん頼むでおっちゃん」
けっこう頻繁に釣れるボラ。40cmくらいあって大きいです。
私が見ている間だけでも4、5匹釣れていました。
この瞬間に生きていた魚が数分後には猫のお腹に…人間が釣っているので自然ではないけれど自然の摂理ですね。
仮面ライダーアマゾンズの主題歌『DIE SET DOWN』が頭の中で流れました。「さっきまで生命だったものがあたり一面に転がる~」っていうフレーズ。
同じ猫に見えますがさっきとは違う猫です。左耳が切れている地域猫。
この柄の猫が何匹かいて、好奇心の強いものや警戒心の強いものなど性格は様々でした。
「お、また釣れたんか、ペロリ」
ボラの頭を咥えていく猫。こちらは右耳が切れている地域猫です。
尻尾までかじる猫。まだ両耳とも切れ目はありません。
ちなみにこの色の猫は全員チビと呼ばれていました(*^▽^*)
黒猫もいます。
おっちゃんたちからクロと呼ばれていました。
「貰っていくでおっちゃん」
「ごっそさん~」
毛の長い猫もいました。どことなく高貴な感じです。
しかし、おっちゃんたちからはライオン丸と呼ばれていました笑
「おっちゃん、今どきライオン丸は無いやろ」
こちらも右耳が切れている地域猫です。
おっちゃんトリオは釣りが目的なのか猫に魚をやる手段として釣りをしているのかはわかりませんが、生き甲斐があって楽しそうでした(^<^)
最初は釣りに来ていて、釣れた魚をたまたま猫にあげたのが始まりかな?でもまな板と包丁持参でウロコまで取ってあげていたので、きっと今は猫に魚をやるのが目的になっているんでしょう。
業務分担して魚をさばくだけの役割までできていましたし笑
「また頼むでおっちゃん」
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