いびき対策を色々行った結果、どうやら私のいびきの原因は『睡眠中に舌が喉に落ちて気道を塞ぐ』せいだとわかってきました。
睡眠中に口が開かないように口を閉じるテープを貼っているのですが、それでも舌が落ちているようです。
そこで『口唇閉鎖力』を鍛えるトレーニンググッズ『とじろーくん』を購入しました。果たしてとじろーくんの効果やいかに!
口にテープでも舌が落ちる
一般的には口にテープを貼って口呼吸を防ぐと改善することが多いそうですが、私の場合は口が閉じられているにも関わらず、いびきが治りませんでした。
色々検証した結果、テープによって確かに唇は閉じているのですが、その中では大きく口が開いていることがわかりました。
そのために結局舌が喉に落ちてしまっていたのです!
がんばって描いた図。
舌が落ちる原因
大きく分けると舌が落ちる原因は2種類あります。
1つは舌の筋肉が衰えている場合、もう1つが口を閉じる力(口唇閉鎖力)が弱い場合です。
舌の筋肉の衰え
加齢などで舌の筋肉が衰えると喉に落ちやすくなり、いびきの原因になります。アルコールにより筋肉が弛緩した場合なども同様だそうです。
最初はこれがいびきの原因かと思い、舌の筋肉を鍛える運動をしばらく続けていました。しかしあまり効果は見られず…
- ベロ回し運動
口を閉じた状態で歯茎に沿って舌をグルグル回す運動です。右回し、左回しをそれぞれ20回ずつ行います。
- あいうべ運動
「あー、いー、うー」とそれぞれの発音の形に口を大きく開いていき、最後に「べー」と舌を大きく出す運動です。
口唇閉鎖力が弱い
舌を鍛えてもいびきが改善しないため、口唇閉鎖力が弱いのではないかと推測しました。
実は私は幼いころアレルギー性鼻炎が酷く、口呼吸が癖になっていました。現在は日中は鼻呼吸していますが、おそらく幼少期に口唇閉鎖力が鍛えられていないため、睡眠中は口が開いてしまうのかも。
とじろーくんで口唇閉鎖力を鍛える
そしてたどり着いたのが『とじろーくんM』です!
原理はシンプルで、中にバネが入っているとじろーくんを唇で上下に動かすだけでトレーニングできます。握力を鍛えるグリップの唇バージョンです。
こういう風に唇で挟んで閉じるのを繰り返す。
付属の説明書。歯で噛まず唇で押す、1回3分程度など使用方法が書かれています。
バネは負荷100g、200g、400gと3種類付属していて付属の六角レンチで交換できます。
まずは初期セットされている200gで試したところけっこう弱く感じました。が、しばらく開け閉めしているとけっこう顎が疲れてきました。
説明書には1回3分と書いてありますが、15分程試したところ翌日は顎が筋肉痛に…(ドクターエアのスーパーブレードSに乗りながら使っていて、ブレードの1回分が15分のため)。
いまは2日に1回くらいのペースで続けています。
とじろーくんを使った感想
しばらくとじろーくんを使ってみて、かなり効果があるように感じています。
これまでは口を閉じるために少し意識していたのですが、とじろーくんを使いだしてからは自然に口が閉じるのです。人間は本来、口を開けるよりも口を閉じる方が力を必要としていたのだなと実感しました。
睡眠中でも自然に口が閉じるようになるまで、さらにしばらく鍛えてみようと思います。
改善した方が良いなと思う部分は形状です。
丸みを帯びたデザインのため、一時的にちょっとどっかに置いたりできず不便です。口に触れる部分なので机などには直接付けたくないですし、洗わずケースにしまうのも微妙。
底の部分を四角など、立てられる形状にした方が良いなと思います。ストラップを付けるための穴は使い道なさそう…首から下げて持ち歩く人はいないでしょう(^_^;)
以上、とじろーくんを使った感想でした。
舌の筋肉の衰えが原因の人もいるので、そういう方はベロ回し運動なども試してみると良いと思います!
『あげろーくん』もあります。こちらは頬のリフトアップなど美容面で効果的だそうです。
とじろーくんとの関係は謎ですが、たぶん兄弟でしょう。
その他に試したいびき対策についての記事もどうぞ。
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