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【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める


【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

京都北端の伊根町で伝統的な『舟屋』を見てきました。

昔からの生活が残っているとても良い町だと思います。町の景色自体が木村伊兵衛や土門拳の写真を眺めているような、そんなところでした。

 

舞鶴で牡蠣を食べ、日本三景の天橋立を眺め、さらに舟屋で有名な伊根町まで足を延ばして帰るという、京都の日本海側日帰り旅行の後編です。

中編はコチラ。 

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伊根町について

京都の北端、丹後半島にある町です。昔から漁業が盛んで伝統的な『舟屋』という建物が非常に有名。

舟屋の町並みは『重要伝統的建造物群保存地区』に選定されており、毎年30万人近い観光客が訪れるそうです。

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最北端の経ヶ岬は隣の京丹後市ですが、伊根町もほとんど同じくらいの位置にあります。ちなみに経ヶ岬は京都だけでなく近畿地方の最北端。

30万人もの観光客がわざわざこんな遠くまでやってくるだけの魅力があります。

 

伊根の舟屋とは

舟屋とはこの写真のように、海に面して建てられている民家です。

1階部分が直接船を入れることができるガレージのような造りになっていることが最大の特徴。 1階が少し斜めに傾いているのは船を引き上げるため。

【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

 

2階部分は住居になっており、今でも地域の人の住宅として舟屋は使われています。

【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

 

建ち並ぶ舟屋群は伊根町ならではの光景。

そういえば鉄腕DASHのダッシュ島にある舟屋も、この舟屋と同じですね。

【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

 

舟屋を民宿として貸し出しているところもあり、伊根町での宿泊も人気です。

伝統的な舟屋の良さを残しつつ、キレイにリノベーションした宿などもあります。

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道の駅『舟屋の里伊根』からの景色

少し丘になっているところに道の駅『舟屋の里伊根』があり、色々な海産物のお土産などを買えます。

高台から舟屋群や伊根の漁港が一望できます。

 

【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

 

何かの養殖。この手前が漁港です。

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伊根漁港からの景色

道の駅から階段を下り、徒歩で漁港まで行けました。

突堤では釣りをしている人がたくさんいたので、座ってしばらくダラダラ過ごしました。

 

この島は青島というそうです。

写真に取り損ねましたが、この湾内にイルカが入って来て泳いでいました。野生のイルカを初めて見たかもしれません。

後で調べると伊根町ではイルカウォッチングもできるそうです。

【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

 

伊根町消防団の船。消防団に船があるくらい海と生活が密接なのですね。

伊根湾を巡る遊覧船も出ています。舟屋があるくらいなので当たり前かもしれませんが、この町の人にとっては船は本当に身近なものなのでしょう。

【京都・伊根町】伝統の『伊根の舟屋』を眺める

 

伊根花火

実は私たちが行った日は、伊根町で花火大会が開催される日でした。

どおりで道の駅で本格的なカメラや三脚を持った人が場所取りをしていたわけです。

しかし私たちは舞鶴と天橋立のついでにフラっと立ち寄ったので下調べを全くしておらず、翌日予定があったため花火を見る前に帰路につく事に…(^▽^;)

 

あとで調べると『伊根花火』として有名らしく、舟屋のバックに大きな打ち上げ花火が上がっている写真が圧巻でした。これを見逃したのはとても残念…

次回行くときは花火に日程を合わせて、舟屋に一泊したいと思います!

 

2019年、令和元年の伊根花火は8月24日(土)なので、良かったら行ってみてください(^ム^)

伊根花火2019特設サイト | 伊根町観光協会

 


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