私たち夫婦が結婚前に『両家顔合わせ食事会』を行ったホテルの前を、先日久しぶりに通りがかりました。
といってもそのホテル『堂島ホテル』は顔合わせのわずか2ヵ月後に閉館してしまい現在は取り壊されてしまったので、通りがかったのは更地になったホテルの前…
しかし今年2019年1月から建て替え工事が始まり2020年12月にリニューアルオープンだそうです。思い出のホテルなので、開業したら一度泊まりに行きたいと思います(*^_^*)
そんなわけで自分たちの顔合わせの時のことを思い出していたのですが、本当に用意しておいて良かったと思ったものが『プロフィールブック』でした。
これから顔合わせを行うカップルのために、私たち流のプロフィールブックの手作り方法をご紹介します。
わかりづらいですが、左上にあるのが手作りしたプロフィールブックです。
プロフィールブックについて
その名のとおり、これから夫婦になる2人のプロフィールを記載した冊子です。プロフィール帳とも呼びます。
一般的には2冊用意し、両家顔合わせ食事会の時にそれぞれの親に渡します。祖父母に渡す分を作る人もいるようです。
作成してくれる業者もありますが、2冊程度であれば手作りで十分ですよ!
プロフィールブックのメリット
メリットは完全に『間を持たせられる』ということに尽きると思います。
ほとんどの場合、親同士は顔合わせで初めて会うでしょう。最初から意気投合して盛り上がることもあるかもしれませんが、大体は緊張したり変に気を遣い合ったりと、親同士にとってもけっこう気まずい空間になる可能性は十分…
顔合わせ前に他の人のブログを検索したところ、実際に親が緊張して気まずかったとか、全然盛り上がらなかったと書いていた人も何人かいました。
最悪、話題が見つからず黙々と食事して「美味しいですね」と料理の感想を言い合うだけの時間になってしまいます…(^_^;)
せっかくの会なのでそれは何とか避けたい!そこで活躍するのがプロフィールブック!
たとえ気まずい時間が流れたとしても、プロフィールブックを読んでおけばその間は無言でも間が持ちます。さらにプロフィールブックの内容が共通の話題となり、スムーズに会話が盛り上がるのです(^^♪
プロフィールブックの作り方
我が家ではMicrosoft PowerPoint(パワーポイント)で中身を作り、はがき用紙に印刷したものをフォトブックに挟みました。
パワーポイント(Googleスライド)
Word(ワード)やExcel(エクセル)でも作れますが、プロフィールブックのような複数ページがある形式の場合は、PowerPoint(パワーポイント)の方が向いています。
あとで印刷する時のために、ページ設定をあらかじめはがきサイズにして作成します。選択肢に『はがき』がない場合は、『横8.25×縦12.7cm』に設定すれば大丈夫です。
パワーポイントはパソコンによっては入っていないことがありますが、その場合は『Googleスライド』で代用できます。
操作方法はパワーポイントとほとんど同じ。Googleアカウント(Gmailアドレス)があれば無料で使えるのでぜひ活用してください。
Google スライド - オンラインでプレゼンテーションを作成、編集できる無料サービス
フォトブック
気に入ったフォトブックを探して使ってください。
しおり形式で作る方もいるようですが、フォトブックは外装がしっかりしているのでかなりちゃんとした仕上がりになります。
しおりの場合は専門の業者に頼めばキレイに出来上がりますが、家庭のプリンターだと少し難しと思いますので、個人的にはフォトブックがオススメです。
私たちは『デコラップアルバム』というフォトブックを使いました。
表紙に窓があって写真を飾れることや、中のページが着脱式で余った分は取り外せる点が良いと思ったからです。
和紙はがき
『デコラップアルバム』は本来は写真用ですが、はがきサイズまでならピッタリ納まります。そこでキレイなはがきサイズの和紙を用意し、それに印刷しました。
こちらも和紙でなくても、気に入った紙があればそれを使えば大丈夫です。
我が家のプロフィールブックの内容
紹介したい内容が人によって違うのでこれという決まったテンプレートはありませんが、うちの場合は大体こういう感じで作りました。
実際の内容とは少し変えていますが、参考例としてご紹介します。最低限これらのページを入れておけばなんとかなるハズ(*^_^*)
表紙
写真部分はデコラップアルバムの表紙になります。
私たちは顔合わせでの記念写真を追加して、表紙のみ後日印刷しました。
ごあいさつ
定例の挨拶文と、両家顔合わせ食事会当日の流れの説明です。
『夫・妻』にはそれぞれの名前を入れます。
うちではこの顔合わせの席で婚姻届けの保証人欄への署名もしてもらいました。
帰りにバタバタしないように食事の前に署名を行う方がオススメです。あらかじめホテル側にもそれを伝えておいたので、その後で食事の用意をしてくれました。
また最初に記念撮影をしているのは、お酒を飲むと顔が赤くなる人もいるからです。
両家が揃う数少ない機会に赤ら顔の写真しか残ってないと悲しいので、これも最初がオススメです。
服装や化粧も最初の方が崩れていなくて安心です。
プロフィール
夫、妻それぞれのプロフィールです。ここを詳しく書けば書くほど話のネタが増えます。
ちなみに血液型や星座など、2人とそれぞれの家族との共通点がある方がより盛り上がります。好きな食べ物、嫌いな食べ物あたりはけっこう会話が膨らみやすかったです。
2人のヒストリー
出会いから現在、今後の新居への引っ越しの予定などを記載しました。
2人の馴れ初めを親に事細かに説明するのが恥ずかしくなければ、例えば2人で行ったデートや旅行なども書いておくと話題が広がります。
連絡先
結婚すると家同士のお付き合いも始まるので、両家の連絡先を記載しました。
年賀状のやり取りなどをする際にここを見るとわかりやすいです。携帯番号まで書くかなどは人によると思いますので、不要なら消してください。
その他のページ
フォトブックのページが余っていれば、その他にどんなページでも追加できます。
何か面白いアイディアや伝えたいことがあれば自由にどうぞ!手書きでメッセージを伝えたり、2人の写真を貼っても良いと思います。
空のページ
それでもフォトブックのページが余った場合は、普通のアルバムとして写真を入れられます。
今後旅行に行った時の写真を送ってあげれば、顔合わせの後も見返してもらえますよ。大人になってからの家族写真って意外と無いので喜ばれるかも。
顔合わせの結果…
うちの場合はプロフィールブックのおかげで気まずい時間帯もなく、スムーズに顔合わせが行えました。用意しておいて大正解でした。
内容さえ決まっていればそんなに用意に手間がかかるものではないので、きっとある方が良いと思います!
以上、手作りプロフィールブックの作成方法のご紹介でした。
これから両家顔合わせが控えていて、プロフィールブックをどうしようか考えている方の参考例になればと思います(^^♪
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
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