先日会社で、パソコンの画面を見せながら同僚に作業手順を説明することがありました。その際にキーボードのショートカットキーで操作をしたら同僚がすごく驚いて、方法を聞かれました。
自分が当たり前のように使っていることでも意外と他の人は知らなかったり、その逆のパターンもけっこう多いですよね。
そこで私がとても便利だと思ってよく使っているショートカットキーをご紹介します!
猫の手も借りたいほど忙しい方は時短のためにぜひご活用ください(=^・^=)
キーボードショートカットキーとは?
キーボードだけでマウスと同じく色々な機能を使う方法です。例えばこのキーとこのキーを同時に押したらコピーできる、など。
メニューから選んでクリックする手間を省け、マウスで操作する場合に比べて少し時短できます。よく行う作業にショートカットキーを使えば、トータルでかなりの効率アップに繋がっていくハズです(*^▽^*)
オススメのショートカットキー
ちなみにショートカットキーには、Windowsであれば共通で使えるものや、そのソフト独自のもの(Google Chromeだけ、Excelだけで使えるなど)があります。
これから紹介するものはほとんどが全般的に使える便利な機能なので、ぜひ覚えておいてください!
なおショートカットキーは『Ctrlキー』+『何かのキー』というパターンが多いのですが、これは厳密には同時に押すという意味ではありません。
『Ctrlキー』はこれだけ押しても何も起こりません。なので、『Ctrlキーを左手の小指で押しながら、追加で何かのキーを押す』と意識しておくと使いやすいです。
コピー:Ctrl+C
基本中の基本ですね。テキストやファイルをコピーできます。『CopyのC』で覚えやすいですね。右クリックでコピー貼り付けをしている人はぜひここから。
私は特にファイルのコピーによく使っています。大事なファイルは編集前にコピーしてバックアップを取るようにしましょう!
またコピーしたものを貼り付けるのは『Ctrl+V』。キーボードのCの隣がVなので、それで覚えましょう。『P』はPasteではなくPrint(印刷)なのでお間違えなく。
コピーではなく切り取りは『Ctrl+X』。これもCの隣がXなので合わせて覚えましょう。『切り取り=ハサミの形=X』でも覚えやすいと思います。
元に戻す:Ctrl+Z
操作を1つ元に戻すことができます。
うっかり間違えて文章を削除してしまった時などはさっとこれを押しましょう。
またデスクトップにあるファイルを間違えて消してしまった場合や、違うフォルダに間違えて移動させてしまった場合、ファイル名を変更してしまった場合などでも戻せます。
ちなみに『Ctrl+Z』で戻しすぎた場合は、『Ctrl+Y』でやり直すことができます。セットで覚えておくと便利です。
検索:Ctrl+F
検索窓を表示させることができます。『FindのF』で覚えましょう。
ページ内やドキュメントの書類から、さっと特定の文字を探したい場合に便利です。
ちなみに検索窓が開いている状態でもう1回『Ctrl+F』を押すと、検索窓内の文字が全選択された状態になります。続けて検索したい場合にいちいちマウスで操作しなくても次の文字を入力できるのでとても便利!
また検索結果の個数も出るので、入力ミスや漏れがないかの確認にも使えます。この単語が10個あるはずなのに検索結果に9個しか出ていない…など。
上書き保存:Ctrl+S
主にExcelやWordを使っている時に活用します。『SaveのS』で覚えましょう。
メニューから保存を押さなくてもさっと上書きできるので便利。小まめに上書き保存するクセをつけておくことで、フリーズや強制終了した際のリスクを減らせます!
ちなみに新規ファイルで『Ctrl+S』を押した場合は、上書き保存ではなく『名前を付けて保存』ができます。
消したタブを開く:Ctrl+Shift+T
ブラウザの直前に閉じたタブが開かれます。
インターネットをしていてうっかりページを閉じてしまった場合や、さっき閉じたページをまた見たいなという場合に便利!
複数回押すと最後に閉じた順に遡ってページが開かれます。
ちなみにShift無しの『Ctrl+T』だけだと、新しいタブを開けます。『TabのT』で覚えましょう。
さらに『Ctrl+W』だと新しいウィンドウで開けます。『WindowのW』で(略)
書式無しで貼り付け:Ctrl+Shift+V
インターネット上のページや他のファイルから文章をコピーすると、フォントや文字の大きさなど書式ごとコピーされてしまいます。
その時に『Ctrl+Shift+V』で貼り付けると、書式無しのプレーンテキストとして貼り付けが可能です。
ExcelやWordには書式無しコピーの機能がありますが、そういう機能が無いものにペーストしたい場合に便利です。もしメモ帳などに一度貼り付けて書式を消している、という場合はこの方法で手間を省けますよ。
ページの更新:F5
今見ているページを再読み込みできます。
ちなみに『Ctrl+F5』で、キャッシュをクリアして再読み込みになります。ブログを更新したのに前の表示のままになっている場合などはこれを試してみてください。
なお一部のノートパソコンなどでは、Functionキーを押しながらじゃなければ動作しないこともあります。
全角文字列を半角文字列に変換:F10
ログインID、メールアドレスなど、半角で入力したいのに気付いたら日本語のまま入力していた…という場合に、さっと半角に変換できます。
例えば『てst@gまいl。こm』と入力してしまった時に、いちいち消さずに『test@gmail.com』にできます。
ただEnterキーで確定してしまうとダメなので、入力途中(文字に下線がある状態)で押してください。
ちなみに『F7』は全角カタカナ、『F8』は半角カタカナ、『F9』は全角英数字にそれぞれ変換できます。複数回押すと先頭の文字だけ変換したり、大文字にできます。
マウスを使った時短テクニック
マウスを使った便利なショートカット小技もご紹介します。キーボードショートカットキーと併せて使うと効果倍増です(^ム^)
あとマウス自体をデフォルトのものではなく、5ボタンなどのものに変更するのもオススメ。マウスの側面のボタンで『戻る』や『進む』を選択できるようになると非常に便利です。
文字を一気に選択:単語をダブルクリック
単語をダブルクリックすると、その単語だけ一気に選択できます。
ちなみにトリプルクリック(3回)だとその文節全体を一気に選択してくれます。
忙しい時などはマウスでいちいちドラッグしなくてもいいので、地味に時短になって便利です!
リンクを新しいタブで開く:Ctrl+マウスの左クリック
インターネットで調べ物をする時などに便利です。
元の検索結果を残したままページを新しいタブで開きたい時などに、右クリックせずにさっと開けます!
マウスのホイールをクリックしても同じことができますが、私はホイールクリックで『ランチャー』を開く設定にしているので、いつもこれを使っています。
ランチャーも便利なので使ってみてください。私は『CLaunch』を使っています。
ページの横スクロール:Shift+マウスのホイール
横に長いページなどの場合、マウスを使わず横スクロールできます。地味に便利。
ページの拡大縮小:Ctrl+マウスのホイール操作
ページやドキュメントの拡大縮小ができます。
ちょっと字が小さいので大きくして見たいなという時などに便利。
不便に感じることには必ず解決方法がある
仕事をしていて手間がかかるなと感じたり、不便だなと感じることは、実はほとんどの場合で簡単に解決できるための方法があります(パソコン作業の場合)。
そう感じた時が業務効率アップのチャンス!そういう時こそ新しいショートカットキーを探したり、フリーソフトを探してみてください。
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
よかったら読者登録をお願いします(=^・^=)