以前ブログに書いた『いびき問題』…その後、舌用マウスピースを購入したところかなりの効果がありました!
ただし、いびき対策グッズのほとんどは治療してくれるものではないので、毎晩装着し続けないといけません。
やっぱり根本的な解決をしたいなと考えて色々調べているうちに、喉の手術で治る可能性があることがわかりました。
そこで手術で治るかどうかを診てもらいに専門の病院に行ったのですが、色々あって睡眠時無呼吸症候群の検査をすることになりました。
計測機器を貸してくれて自宅で測るタイプです。果たしていびきは改善するのか…
いびき対策その1はコチラ。
舌用マウスピースの効果と問題点
前回の記事にも追記しましたが、舌用マウスピースはかなり効果がありました。
ただし使っているうちにいくつか問題点も浮き彫りに…
頻繁に外れてしまう
こちらはいびきアプリで計測したグラフです。
山になっているところはマウスピースが外れている時間帯です。外れたことに気付いて2回ほど着け直したのですが、結局また外れています。
こちらは朝方に外れて、そのあとは外れたまんまでした。
シリコン製のマウスピースを舌に密着させることで固定しているため、舌が動いたり間に唾液が入ったりするとけっこうすぐ外れます。
慣れの問題もあるかもしれませんが、寝ている間のことなので気を付けてもなかなか難しい。私の場合は今のところは一晩中着いたままの日はほとんどありません。
外れないように気を張ると眠りが浅くなる
また外れないように気を張って寝ると眠りが浅くなってしまいます。
確かに外れたら気付いて付け直すことはできますが、そもそも熟睡できるように舌用マウスピースを付けているのにこれでは本末転倒です。
口が開いた状態になるので乾燥する
私は元々鼻呼吸の癖があったため放っておくと口が開いてしまいます。
舌用マウスピースを付けているとその分余計に口が開くので、疲れている時などはかなり口内が乾燥してしまいます。
あまり乾燥すると口内炎が出来たりもするので辛いところです(-_-;)
舌の下などにはヨダレが溜まる時がある
逆に口が開くことでヨダレが溜まる時もあります。
特に舌が引っ張られている分、舌の下にヨダレが溜まってしまって、寝返りを売った時などに枕に垂れることも…それで目が覚める場合もあります。
装着具合によっては舌が痛くなる時がある
おそらく口の乾燥具合などとも関連しているのですが、同じマウスピースなのに上手く装着できる時とそうではない時があります。
しっくり付けられる時は良いのですが、痛くなって目が覚める場合もあります。
ただし外れない人には効果的!
ただレビューを見ていると外れない人も多いようなので個人差はあると思います。外れない人にとってはかなり効果的はなずです!
私にとっても外れるまではいびきを抑えられているので、あった方が良いことは間違いありません。サージカルテープと併用すれば解消できるかもしれません。
いびき対策手術の検討
舌用マウスピースを使ったおかげで、私の場合でも『舌がのどに落ちなければいびきは防げる』ということがわかりました。これは大きな進歩です。
さらに調べているといびき対策手術の存在を知りました。口蓋垂(のどちんこ)を切除して喉の気道を広くする手術です。
生まれつき喉が狭かったり口蓋垂が大きい人で、それが原因でいびきをかいている場合、手術で切除することで改善されるそうです。
鏡で自分で見た感じ、なんか喉が狭いような気がしました。もしかしてこれが原因か…?(・。・;
でも素人にはよくわからなかったので、実際にその手術を行っている耳鼻科に行って診察してもらいました。
過去2回、鼻の手術を行っている
ちなみに私は過去に2回、鼻の手術をその耳鼻科で行っています。
元々アレルギー性鼻炎で夜寝るときに鼻づまりが起きており、それが原因で口呼吸になっていました。そのため、鼻が通ればいびきが治ると考えたのです。
1回目はレーザーで鼻の粘膜を焼く手術
これはアレルギー物質を感じる粘膜部分を焼くことで、アレルギー反応がなくなるというものです。
しかしあまり効果がなく、そこまで鼻づまりも改善されませんでした。アレルギー性鼻炎が原因でいびきをかいていたわけではなかったようです(^_^;)
ちなみに粘膜は2~3年で再生するそうなので今はもう全く効果はなくなっています。
2回目は鼻中隔の骨の切除手術
通常は真っすぐな鼻中隔という部分が湾曲していると、空気が通りにくくなって鼻がつまるそうです。
CTを撮ってもらったところ実際に湾曲していたので、今度こそこれが原因かと思って鼻中隔内の骨を切除する手術をしました。
おかげで鼻呼吸がしっかりできるようになり、睡眠中に口にテープを貼ってもちゃんと眠れるようになりました。
しかし口呼吸が原因のいびきは口を閉じれば治まるそうなのですが、私の場合は口をしっかり閉じていてもいびきをかくので、またまた原因は別でした(-_-;)
睡眠時無呼吸症候群の検査
三度目の正直。鼻が通っているのにいびきをかくなら喉が狭いからのはず、今度こそ解決するはずと、喉の狭さを診てもらいに行きました。
CTとレントゲンを撮ったり小さいカメラを鼻の中に入れたりして確認してもらったところ…なんと喉はそれほど狭くないということでした(;^_^A
そうなると口蓋垂の手術をしてもいびきが改善する確率は低いとのこと…
結局何が原因なのかはよくわからなかったのですが、睡眠時無呼吸症候群があるなら保険適用でいびき対策マウスピースを作れると言われ検査をすることになりました。
器具を使わない根本的な解決を目指してきたので、結局マウスピースを作るならあんまり意味がないなと思ったのですが、一応検査をすることにしました。
睡眠時無呼吸症候群検査キット
これが貸してもらった検査キット一式です。
計測器の本体。緑のボタンを押すだけで計測できます。
計測したデータは自分では見られず、病院で医者がチェックします。
カニューレという鼻に着けるチューブと、指先に着けるSpO2センサー。
ドラマとかで意識不明の患者がよく着けているやつっぽいですね…
操作方法の説明書。病院でもしっかり説明されました。
説明書の裏面。
実際に指先に装着したところ。ドラマとかで意識不明の患者が…
実際に装着して寝た感想
たぶん計測できたと思いますが、自分で確認できないのでちょっと不安です。
ただ確実に測るために2~3日分計測してから再度病院に行くことになっているので、最低でもどれか1回は測れているでしょう。
また結果が出たらブログで続きを書こうと思います。
ちなみに我が家では、猫たちが私の布団に入って一緒に寝ています。
説明書では服の上から機器を装着していましたが、猫がケーブルをかじらないように私は服の下に入れて寝ました。
この検査機器『パルスリープ LS−120』をちょっと検索したところ、価格.comのページに75万円と書いてありました(>_<)
医療機器にしてもさすがに高すぎる気がしますが、そういうものなのでしょうか?7万5000円ならまだわからんでもないのですが…
本当に75万円だったら弁償することになったら大変なので、細心の注意を払って使用します(^_^;)
いびき対策その3、検査結果はコチラ。
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