いびき改善手術の相談のために耳鼻科に行ったところ、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を行うことになりました。
先日その検査の結果が出て、中程度の睡眠時無呼吸症候群と診断されました(^_^;)
妻からも寝ている間に呼吸が止まっていると言われていたので「やっぱり」という感想しかなく、検査でそれがわかったところで症状は何も良くなりませんが、現状を把握しておく意味ではまぁ検査してよかったのかなと思います。
いびき対策その2はコチラ。
睡眠時無呼吸症候群とは
眠っている間に呼吸が止まる病気です。英語の『Sleep Apnea Syndrome』を略してSAS(サス)とも呼ばれます。
睡眠時無呼吸症候群と診断されるためには、定義がいくつかあります。
- 1回10秒以上の気流停止が起こる(気道の空気の流れが止まること)
- それが一晩に30回以上起こる(7時間の睡眠中)
- または1時間に5回以上起こる
- いびき、夜間の頻尿、日中の眠気、起床時の頭痛などがある
また同じ睡眠時無呼吸症候群でも程度は人それぞれのため、上記とは別に重症度を判断するための『AHI』という指数があります。
このAHIは睡眠1時間あたりの『無呼吸』と『低呼吸』の合計回数で、回数によって重症度が分かれます。
- 軽症:5~15
- 中等症:15~30
- 重症:30以上
SAS検査の結果
では私の場合はどうだったのか。2日間計測した結果です。
1日目
無呼吸低呼吸吸数:224回(無呼吸:88回 / 低呼吸:136回)
AHI:28.1回/時
無呼吸低呼吸時間:最小10秒 / 平均31秒 / 最大208秒
なんか思ったよりもけっこう無呼吸回数が多かったです。
しかしAHIは28なのでこれで中等症。自分では多いと感じましたが、一般的な無呼吸患者と比べればそれほどではなかったようです。
またおそらく低呼吸の方でしょうが、最大で208秒続いているというのは驚きました。
3分半もほとんど呼吸していない状態は起きている間だと考えられません。その間脳に酸素が行き届いていないとなるとかなりヤバイのでは…?
2日目
無呼吸低呼吸吸数:275回(無呼吸:88回 / 低呼吸:187回)
AHI:34.4回/時
無呼吸低呼吸時間:最小10秒 / 平均28秒 / 最大84秒
1日目よりさらに悪くなっていました(^-^;
中くらいかと安心したのもつかの間、AHI30以上なので重症です。
どうやら私の症状の具合は、重症と中等症のギリギリのラインを行き来している感じのようです。限りなく重症に近い中等症。
ただしAHI30以上は全て重症と一括りにされるので、同じ重症でも実際にはかなり個人差があるようです。幽遊白書の『霊界が手出しできない強さは全てS級妖怪』と同じイメージですね。
病院でサンプルで見せてもらった重症患者のグラフは、ほとんど一晩中呼吸が止まっていました(;^_^A
無呼吸状態があるというより、無呼吸の中で呼吸している状態があるという方が正しいような感じ。陸にいるのにクジラみたいな状態です。
それに比べると自分はまだマシのような気もしました。
今後の方針
今回の検査で睡眠時無呼吸症候群だという診断が出たので、保険適用でSAS対策のマウスピースを作ることができます。
しかし私の場合はSASが確実にいびきの原因になっているとは言い切れないとのこと…
マウスピースを作ってもいびきが改善されないならあんまり意味がないかもしれないなとも考えています。
マウスピース代は保険適用でも2~3万円くらいかかるみたいですし、確かに毎朝眠いのですが子供の頃からずっとこんな感じなので慣れてしまっていて特に危機感がありません。
後天的にSASになった人だと、熟睡できて寝覚めの良い状態を知っているので余計に危ないと感じるのでしょうけど…
ただこのままSASの症状が続くと、今後歳を取るにつれて影響も大きくなる気もします。健康面を考えるとマウスピースを作った方が良いのかもしれません。
マウスピースを作ってくれる病院への紹介状はもらっているので、もう少し考えてみようと思います。
ちなみに今回、1回目の診察はCTスキャンなどを行ったので7000円ちょっとかかりました。2回目は検査機器の貸し出し料と紹介状代も払ったので5000円ちょい。
これでマウスピースを作らなかった場合、単に自分が睡眠時無呼吸症候群だと診断されただけで終わってしまいます。それだけのための金額としては高すぎますね(;^_^A
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