そろそろ梅雨も明けそうで、花火のシーズン到来です。
大阪では毎年7月24日~25日に日本三大祭りの一つ『天神祭』があり、25日には大量の花火が打ち上がります。
今年2019年は晴れの見込みなので行く人も多いでしょう。そしてせっかく行くならキレイな花火の写真を撮りたい方も多いはず。
そこで、テクニック不要で誰でもそれっぽく花火を撮影できる方法を紹介します!
花火の撮影は意外と簡単
花火の撮影は難しそうなイメージがあるかもしれませんが、それっぽい写真を撮るだけなら実は意外と簡単です。
撮影の設定、方法を知っているか知らないかだけの違いでしかありません。カメラ初心者で初めて花火を撮りたいという方にオススメ。
(もちろん奥は深いので、この記事はあくまでそれっぽく見えればOKという方向けです。)
なおこの記事の写真はすべて天神祭りの花火で、撮影場所はここです。
暑くて人も多いので最近はもっぱらテレビ中継で見ることが多いですが(^_^;)
必要な物
シャッタースピードを設定できるカメラ
主には一眼レフとかミラーレス一眼とかの部類ですが、コンパクトデジカメでもシャッタースピードを設定できるものはたくさんあります。
とりあえずシャッタースピードさえ設定できればOK!
試したことはありませんがスマホのアプリでもシャッタースピードを変えられるものがあるようなので、スマホでもいけるかもしれません。
三脚
一眼レフとかだと重いのである程度大きいものが良いと思いますが、コンパクトデジカメなら100均の三脚で十分だと思います。
地面などの動かないところに置いて撮影します。
必要なものは以上です!
撮影の設定
シャッタースピードを2~3秒にする(目安)
花火の大きさなどにもよりますが大体2秒~3秒くらいを目安に、前後で調整すると良いと思います。
3秒くらいにしておくと光の軌跡が点ではなく線で写せます。
花火をキレイに写せない原因のほとんどは光が点々で写ってしまうことではないでしょうか。
人間の目には残像が残るのでキレイに見えますが、写真や動画だときちんと設定しないと点にしか写らないのです。
また花火の種類(玉の大きさ?)によっては一瞬で消えるようなものもありますが、そういうものでも3秒なら比較的バランス良く写せます。
ただし4秒以上になると枚数を撮れなかったり、線が長くなりすぎる場合が多いです。
ISO100にする
シャッタースピードを設定できるカメラは大体ISOも調整できると思いますので、ISO100にします。
これは2~3秒で撮影した写真が明るくなりすぎないようにするためです。
シャッターを押して2秒後に撮影されるようにする
シャッタースピードを設定できるカメラは大体『シャッターを押して何秒後に撮影』みたいなタイマー設定があるので、2秒後にします。これは手ブレを防ぐためです。
本来はレリーズというリモコンを使ってシャッターを切るのですが、無くてもこの設定をしておけば大丈夫です。
打ちあがってから爆発するまで大体何秒くらいかかるか数えておいて、それに合わせてシャッターを押す感じです。
恐らく一般的なデジカメだと1秒後、2秒後、10秒後と選べるのですが、1秒だとシャッターを押した振動でまだカメラが揺れている可能性があります。
逆に10秒だと遅すぎて撮影タイミングを合わせづらいです。
ピントはその前に上がった花火で合わせる
天神祭の場合はほとんど同じ場所から花火が上がるので、1個前の花火にAF(オートフォーカス)でピントを合わせておけば大体次の花火でもピントが合っています。
可能ならその後MF(マニュアルフォーカス)にしてもいいですが、たぶん何もしなくても大丈夫かと思います。
ひたすらシャッターを切り続ける
あとはひたすらシャッターを切り続ければ、何枚かはそれっぽい良い感じの写真が撮れるはずです!
もちろんタイミングがズレていたりピントがズレていたりするのも多いと思いますがそこは割り切ります。
時たま設定が間違っていないか確認して、シャッタースピードなどを調整してください。
その他の注意点
なるべく暗い場所で撮影する
公園内なので街灯がたくさんありますが、真下などではなくなるべく暗めの場所での撮影が良いです。
なるべく花火大会の序盤に撮影する
キレイな丸い形の花火を撮るには風が無い方が良いです。
ただ風が無いと煙がその場にずっと残り続けるので、花火大会の後半になると煙だらけで全然花火が見えないという状態になります。
デカイ花火は終盤に集中しますが、それを狙うと煙だらけで白っぽく写ります。
序盤、中盤など区切り区切りでデカイ花火が上がるので、そっちを狙って行く方がキレイに写せるでしょう。
これらは終盤の煙だらけの花火です。全体的に白っぽい。
さらに終盤は絶え間なく花火が打ち上がるので、明るくなりすぎて白飛びしやすくなります。
以上、テクニック不要で花火をそれっぽく撮る方法でした。ぜひ試してみてください!
もっと本格的に撮りたいという方は詳しいページを調べてみてください(^ム^)
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
よかったら読者登録をお願いします(=^・^=)