有松絞りの老舗『井桁屋』で絞り浴衣を購入しました。
BBA(ババア)になっても着れそうなものをgoogle画像検索で探していたところ、ビビっときたのが手蜘蛛絞りでした。
井桁屋さんに在庫があるか確認したら、なんと高橋瞳さんの反物があるとの返事が!
高橋さんは数少ない手蜘蛛絞りの伝統工芸士で、『和風総本家』にも出演されたことのある超有名人。反物は指名されるほど人気でいつもはすぐ売れてしまうみたいですが、今年は新型コロナの影響で奇跡的に在庫があったようです。
脳内で林先生が「いつ買うか?今でしょ!」と繰り返し言うので、現金を握りしめて有松へ行ってきました(笑)
井桁屋で浴衣を誂える
購入までの流れ
- 手蜘蛛絞りの反物があるかどうかと大体の値段、営業日をメールで問い合わせ
- 来店する前日に改めて電話で在庫確認
来店までの間、取り置きしてくれました。 - 現物確認・色合わせ・購入(仕立て約1か月)
支払いは現金のほか、クレジットカードも使えるようです。
※このようなルールがあるわけではなく、私が購入した時の流れです。
※問い合わせたのは3月下旬なので、現在の在庫状況は不明です。
購入した有松絞り浴衣
高橋瞳さんの手蜘蛛絞り × 服部謙志さんの藍染め
▼ 服部さんは井桁屋の店主でもあります
▼ 染め上がった形が蜘蛛の巣に見えるので手蜘蛛絞り
麻の葉模様の浴衣
▼ こちらは一緒に購入した麻の葉模様の浴衣です
▼ こう見えて実はB反なのです
おまけでくれた有松絞りマスク
▼ マスクが全然手に入らなかった時期だったので有難く頂戴しました!
▼ でももったいなくて外では使えず、就寝時用マスクとして使っています
仕立て上がった浴衣を試着してみると、さらっとしていて凸凹が心地良い感じでした。
絞りの凸凹があるおかげで汗をかいても肌にはりつかず、快適なんだそうです。
今回は手蜘蛛絞りだけ購入するつもりだったのですが、お買い得感満載だったB反まで購入してしまいました。
さらにTHE有松絞りなイメージの『三浦絞り』の浴衣もほしいな~とウズウズしているので、物欲を抑えられなかったら来年また有松に行こうかなと思います!
こっちは裸一貫がんばってるっていうのに
2~3枚の浴衣を着回すんやって
その他の購入方法
有松絞りまつり
接客されるのが苦手…という方は、6月に開催される有松絞りまつりに行くのがおすすめです!
井桁屋さんで聞いたのですが、毎年かなり多くの人が訪れるそうなので一人ひとり丁寧に接客できないとのこと。
接客を気にせずじっくり反物を見たい人には絶好のチャンスです(笑)
今年は残念ながら中止になりましたが、来年には新型コロナ問題が落ち着き、有松絞りまつりが開催されることを祈りましょう!
有松・鳴海絞会館
井桁屋さんから徒歩数分の位置にある『有松・鳴海絞会館』でも絞り製品が展示販売されているそうです。
絞りの実演を見たり絞り教室で体験もできるとのこと!
ゆかた屋つゆくさ(通販)
有松まで行けないという方におすすめの通販サイトです。
どちらかというと若者向けの柄が多い印象ですが、仕立て込みで5万円台~とお手頃価格だと思います。
毎年3/25に新作が発表されるとのこと!
京都きもの町(通販)
『つゆくさ』に比べて全体的に少し値段が高めですが、反物から仕立て上がりの品まで種類が豊富なので、好みの柄が見つかる確率が高いと思います。
こちらも3月下旬~4月頃にサイトをチェックすると新作が掲載されています!
百貨店
有松まで行けないけど現物を見て買いたい方には百貨店がおすすめです。
中でも私のおすすめは阪急で、若者向けから大人向けまで品揃えが豊富だと思います。
有松絞りの種類は少なめですが一応取り扱っているようです。
今年はコロナの影響で開催が遅くなりましたが、例年だと4月頃~開催されています。
まとめ
なんだかんだ言って、やっぱり実際に来店して購入するのが一番おすすめです!
私は浴衣を購入してすぐ帰ってきたのですが、有松は旧東海道の街並みが残っていて観光目的でも十分楽しめると思います。
今はコロナで移動を自粛している方も多いと思いますが、コロナが落ち着いたらぜひGOTOトラベルを利用して遊びに行ってみてください^^
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