あべのハルカスで開催されている『キン肉マン友情の40周年展』に行って来ました。
そこでなんと、偶然にも作者のゆでたまご先生と遭遇してしまいました!まさかの生ゆでたまご!まさに奇跡の逆転ファイター!!
イベント自体も貴重な原画など見所満点で最高に楽しめました!
キン肉マン友情の40周年展とは?
キン肉マンは今年2019年が連載40周年記念なので様々なイベントが開催されています。このイベントもそのひとつで、主に当時の貴重な原画を見ることができます。
大阪・東京・名古屋で開催され、まずは9月にゆでたまご先生の出身地である大阪から始まります。その後は10月東京、11月名古屋で開催です。
大阪の会場は、日本一高いビル『あべのハルカス』のウイング館9階催会場です。
9月18日(水)~24日(火)まで!
入場料は一般・大学生は1300円です。入り口のすぐ横にチケット売り場があります。
チケットを買うとなぜか麻婆カレーメシをくれました。髭と辮髪のデザインが、ラーメンマンをパクっているから?
ゆでたまご登場の巻
私たちがイベント会場に入った直後、急にテレビカメラや記者がたくさん現れました。関西ローカル番組の取材か何かだと思って気にしていなかったのですが、妻が「ちょっと見て見て!」と声をかけるので振り返ると…
そこにいたのはまさかの!ゆでたまごのお二人!!初めて見る生ゆでたまごです!!
後から知ったのですが15時からゆでたまご先生のトークショーがあり、その前にイベントを見に来ていたようです。たまたまこの時間に来て良かった!
本当は前日の金曜に来る予定だったのが急な雨で中止になり、今日土曜に来ました。妻の支度が遅かったとか道が混んでいたとか先にいきなりステーキの整理券を貰いに行ったとか、色々な偶然に偶然が重なった結果の幸運!ゆっくり支度してくれてありがとう(*^_^*)
直筆サインを書くゆでたまご先生。
左が原作担当『働かない方のゆで』こと嶋田隆司先生で、右が作画担当『働く方のゆで』こと中井義則先生です。
書きたてホヤホヤのサイン!
ちなみに時事ドットコムニュースの記事では、写真と名前が逆になっていました。4日前の記事が修正されていないまま…
ゆでたまご友情の40年史を眺めるゆでたまご先生。
イベントの主催側の「間違いはないでしょうか?」との質問に、「当時は夢中で描いていたから覚えてないところも多い」とおっしゃっていました。
あえて整合性を考えず、読者を驚かせるために毎週勢いで描いていたからこそ!
当時のジャンプの表紙を眺めるゆでたまご先生。
右上にある緑色の顔のキン肉マンは、実は別のイラストレーターが塗ったものです。
デビュー当時、中井先生の絵が下手すぎて編集部がカラーは無理だと判断。色塗りだけ外注したらこんな色になったそうです。
今の画力からは考えられないエピソードですが、高校を卒業後すぐデビューしているのでそういう時代もあったんですね。
巨大な悪魔将軍に驚くゆでたまご先生。
同じポーズを取ってくださいとリクエストされていました。
ここから先はガードマンの規制が入り、ゆでたまご先生と取材陣だけで進んでいきました。
キン肉マンTシャツを着て行くつもりだったのに寒かったから直前で長袖にしたことと、どうせ撮影禁止やろと一眼を持って行かなかったことが悔やまれる…(;^_^A
展示物
展示のメインは当時の生原稿、原画ですが、撮影は禁止でした。
ただし展示されている原稿はどれもクライマックスシーンのものばかり!ゆでたまご先生の火事場のクソ力が伝わってくる迫力で、盛り上がること間違いなし!
枚数もかなり多く初期から最新のものまで満遍なく楽しめます。
原稿以外は写真撮影OKです。これは巨大なディスプレイにキン肉マンのページを映したもの。
『呪いのローラー』と『地獄の断頭台』のシーン。
キン肉マンの火事場のクソ力を吸収するバッファローマン。心臓貫かれた時点で死ぬだろうとか、そういう事は考えずに読むマンガなのです。
面白いからこそ『ゆでだから』とか『ゆで理論』という風に読者が勝手に納得するのがキン肉マンのすごさ。
キンケシ新シリーズ全弾展示。『キン消し』は通称で、2008年の復刻版からは『キンケシ』みたいです。
左のはサンシャインの手形です。かなりデカイが写真ではわかりづらい。
2018年11月に開催されたキン肉マントイフェスティバルでも見たロビンマスクのマスク。
スカイマンのマスク。
前シリーズのクライマックス『神威の断頭台』シーンのフィギュア。お値段139,800円!
実物大?のキン肉ハウス。
中も見れます。
こちらはキン肉マンJC7巻『100万円をねらえ!の巻』の表紙に載っていたキン肉ハウスの内部。
遠征用バッグに至るまでかなりの再現度!謎の衣装ダンスは本棚になってますね。
ここではリングに上って、等身大のキン肉マンたちと記念撮影できます。
ロビンマスクとウォーズマンは新世界、前回のトイフェスティバルに続いて3度目の目撃。しばらく行ってないけど基本的には今も通天閣の下にいるんでしょうか?
来場したファンが付箋にメッセージやイラストを描いて貼り付けています。
私もスグルが「ゲェーッ!」と言っている絵を描いて貼りました。
会場の外には物販コーナーもありました。ここでしか買えない限定グッズやアパレルなどが売られています。
東京、大阪、福岡では『キン肉マンKIN29SHOP』で大体同じものを買うことができると思います。
5月に発売された超人図鑑の初回限定版がまさかの販売中…しかも初回限定版の方が通常版よりも在庫数が多い(^▽^;)
デザインは通常版のロビンマスクか電子書籍版の悪魔将軍の方が良いので仕方ないところですね…私は初回限定版を予約して買いましたが、通常版で良かったな。
大阪府泉佐野市の公式キャラクター『イヌナキン』も来ていました。
実はイヌナキンはゆでたまご先生のデザイン。正確には公募された444作品のうち3作品を採用し、それをゆでたまご先生がリライトしたそうです。
読者の応募超人を今でもマンガに出し続けているだけあってリライトはお手の物ですね。
これは6月に別のイベントで見たイヌナキン。
泉佐野市はけっこう遠いのに、割とよく大阪市内まで来ているんですね。
以上、『キン肉マン友情の40周年展』の感想でした。
まさかの生ゆでたまご先生との遭遇でテンションが上がりましたが、展示自体も非常に素晴らしいのでぜひ行ってみてください(*^_^*)
このブログでは夫婦と2匹の猫の日々のあれこれを書き綴っています。
よかったら読者登録をお願いします(=^・^=)