一泊二日で香川に讃岐うどんを食べに行きました。
2日目は瀬戸大橋記念公園&屋島の観光と、高松のうどん屋です。
1日目の丸亀城観光&丸亀、善通寺エリアのうどん屋の記事はコチラ! www.dj-mope.com
瀬戸大橋記念公園
坂出市番の州という、大規模工業地帯にある公園です。
道の駅にも登録されていますが、一般的な道の駅のように特産品の販売などはありません。
瀬戸大橋のたもとにあるので、とても間近に瀬戸大橋を眺めることができます。
岡山方向へ伸びていく瀬戸大橋。1988年開通なので、今年2018年で30周年です。
真下から見るととても高い。高いビルとはまた違ったすごさがあります。
どこまでも続くかのような巨大な橋脚。この橋脚も間近に見ると大きすぎてビックリします。
こんな巨大なコンクリートの塊をどうやって作るのか、きっと説明されても理解できないほどの巨大さ。
巨大な橋脚とキレイに整備された公園、向こうに見える四国ならではの形の山。
なんとなくフィクションのように感じる、不思議な光景です。
番の州は瀬戸内工業地帯の一翼として、香川県の重工業の中心地域。
橋の向こうには巨大なオイルタンクや、白煙を吐き出すコンビナートが並びます。これも公園と相まって不思議な光景。
瀬戸内海には巨大なタンカーも運航しています。
自然が残ったまま工業が発達するというのはある意味理想の未来なのかも?
実際に瀬戸大橋を建造した際の重機も展示されています。
手前のはKOMATSU製。
瀬戸大橋記念館
瀬戸大橋記念公園内には瀬戸大橋記念館があります。
入場料が無料なのにとても面白いので、ぜひ行ってみてください。
記念館内では、実際に瀬戸大橋がどうやって建設されたかを、数多くの模型で見ることができます。
この模型は非常に精巧に作られているので、1つ1つ見ていくだけでもかなり楽しめますよ。
これはアンカレイジという部分。最初の瀬戸大橋の写真で右の方に写っている部分ですが、中はこんなにワイヤーが張り巡らされているそうです。
どうやってこのワイヤーを張ったのかも想像できないですし、これであの巨大な橋が支えられていることも実感が湧かない…
しかし、とにかくスゴイということだけはわかります(・。・;
これは瀬戸大橋の1500分の1の模型ですが、とても長いです。
一番奥に見えるのは飯野山です。
この模型を作るだけでも相当大変だと思いますが、実物の橋はこれの1500倍なので、見ているうちにどんどん訳がわからなくなっていきます(^_^;)
宇宙の大きさを説明する動画を見た時と同じ感覚です。
ダンボールアート遊園地
瀬戸大橋記念館の中には段ボールで作られた様々な遊具が設置されていて、子供たちが実際に中に入ったりして自由に遊んでいました。
実は香川県東かがわ市は段ボールの生産量がすごくて、隠れた名産だそうです。
サービスエリアや観光地のお土産にも、段ボール製の組み立てるタイプのおもちゃがたくさん売られていました(招き猫とか恐竜とかお城とか)。
段ボールで作られたドーム状の秘密基地。
段ボールで作られた巨大なUFO。
私が子供のころに作りたかったものがここにはあった(T_T)
東かがわ市の段ボールは、TOKIOの鉄腕ダッシュでも紹介されていました。
『DASH ご当地PR課 ~香川県東かがわ市~』の回で段ボール自転車が制作されましたが、ここに展示されている物の方がすごいと思います。
これはEggy boy(エギーボーイ)という謎の宇宙生命体です。
説明には「瀬戸大橋記念館にやってきた、未来の地球における人類の仲間」と書かれていますが…うーむ…
信用していいのでしょうか…裏切られそうな気がする(-_-;)
展望談話室
記念館の一画に『展望談話室』という簡単な喫茶店がありました。
なんと瀬戸大橋が開通した1988年に、天皇皇后両陛下が実際にご休憩された場所だそうです。
この席がそうらしいです。椅子とかは当時の物ではないと思いますが、もしかしたら当時のままかも。
天皇皇后両陛下が30年前に目にされた景色と同じ景色です。
瀬戸大橋記念館にはその他にも映画をブリッジシアターで映画を上映したり、ナウマンゾウの牙の化石を展示していたりと見所がたくさんあります。
それらが全部無料なので、大人にも子供にもかなりオススメです(*^_^*)
瀬戸大橋タワー
瀬戸大橋記念館の裏手には瀬戸大橋タワーという、展望タワーがあります。
料金は大人800円、小人500円。
展望キャビンは108メートルまで上がり、瀬戸大橋や瀬戸内海を一望できます。
今回は時間がなかったので残念ながら乗れませんでした。
瀬戸大橋記念公園 | アミューズメント | 瀬戸大橋記念館・ブリッジシアター
さか枝うどん 南新町店
坂出の瀬戸大橋記念公園を後にし、うどんを食べるために高松へ移動しました。
本当は14:30閉店の『竹清』といううどん屋に行くつもりだったのですが、13:30ごろに行ったらすでに売り切れで店じまいしていました(^^;
人気店の売り切れる早さを甘く見ていたようです…残念。
また香川のうどん屋は日曜日はやっていないところも多いので、日曜営業かつ昼を過ぎても開いている店として、『さか枝うどん 南新町店』へ行くことに。
さか枝の本店は日曜定休なのですが、アーケード商店街の中にある南新町店は年中無休で時間も18時まで開いています。
しょうゆうどん中、330円。
ねぎとしょうがは自分で取るスタイルです。しょうゆだけなのに美味しい。
ざるうどん大、380円。
香川で食べるざるうどんのツユの味です。いりこ出汁がとても美味しい。
ちなみにさか枝の本店では、自分で麺を温めて湯切りしたり、タンクの蛇口から出汁を入れたりというのが出来ますが、南新町店にはそれはありません。
そういうのを体験したい場合は本店へ行くと良いと思います。
高松市では駅前など数か所でレンタサイクルを借りられますよ。
観光や市内のうどん屋巡りをするのにオススメです!
ちなみに最初に行くつもりだった『竹清』は、実は大阪にも店舗があります。
ららぽーとエキスポシティ、イオンモール堺鉄砲町、イオンモールりんくう泉南で食べられるのでお近くの方はぜひお試しください( ^)o(^ )
その他、千葉、倉敷、広島にもあるようです。
ネット通販でも買えます。
屋島
その後は屋島へ行きました。
屋島は源平の戦いで戦場にもなった、屋根のような平らな形をした山です。
那須与一が扇の的を射抜いたことでも有名ですね。
以前は頂上に登るための道(屋島ドライブウェイ)が有料だったのですが、平成29年7月以降は無料になっていました。
ただし山上駐車場では300円の駐車料金はかかります。
香川県の私鉄『ことでん』が運営することでんバスでも行けます。
可愛いイルカのキャラクター『ことちゃん』がデザインされています。
屋島ドライブウェイ途中にある『ミステリーゾーン』が描かれています。
上っているか下っているかわからなくなる不思議なエリアです。
こちらには那須与一と太三郎狸。
ちなみにイルカのことちゃんは、住民のことでんへの不満から「ことでんは要るか、要らないか」という議論が起きて生まれたキャラクターです。
誕生時のエピソードはアレですが、今は人気が出ているようでよかった。
血の池
合戦に勝利した源氏がこの池で刀の血を洗い流し、池が血に染まった古事から血の池と呼ばれているそうです。今は普通の池。
屋島寺
頂上には四国八十八か所の84番札所、屋島寺があります。
個人のお遍路さんや、バスツアーの区切り打ちのお遍路さんがたくさん来ていました。
日本三大狸のひとつ、太三郎狸も祀られています。
先ほどことでんバスに描かれていたのもこの狸です。触ると子宝に恵まれるそうです。
猫もいました。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第84番札所 南面山 千光院 屋島寺
瓦投げ
屋島の名物に瓦投げというものがあります。
合戦に勝利した源氏が陣笠を投げた古事に由来する、厄除けや開運祈願のイベントです。
瓦と言っても屋根瓦ではなく、陣笠を模したこういう小さい皿状のものです。
1袋200円で6枚入っています。
そして展望台には何箇所か、こういう輪っかが設置されています。
この輪っかを上手く通せれば願いが叶うというわけです。
残念ながら私たちは全く通せませんでした(^_^;)
昔来た時はちゃんと通ったと思うのですが、衰えているのかも…
ちなみに一番最初に『瓦投げ処』と看板が出ているところには輪っかがありません。
そこをスルーして進むと2か所くらい輪っかが設置されている瓦投げ処に着くので、何もないところに投げないようにご注意ください。
初めて来たっぽい親子連れが、この輪っかの存在を知らずに何もないところに瓦を投げていてちょっとかわいそうでした。
紛らわしい看板を取り外すか輪っかを設置してもらいたいところ(-_-;)
新屋島水族館
山の上なのになぜか水族館があります。
小さいながらも、『爆烈海洋戦隊 ドルフィンジャ―』という劇など、独特なイルカショーなどが楽しいと人気の水族館です。
今回は行ったのが遅かったので残念ながらショーはすべて終わっていました。
ショー無しで入場料1200円はちょっと高いなと思ったので入らず。
屋島の展望台からの夕日
展望台からは瀬戸内海を望めます。夕方だったので夕日も見えました。
これは鬼ヶ島こと女木島です。桃太郎は、岡山からこの島まで鬼退治に行ったのです。
ススキも夕焼けに染まっていました。
屋島の端の方と、その向こうの男木島です。
港です。
港の向こうへ夕日が沈んでいきます。
港町が金色に染まります。
夕日は完全に山の向こう側に沈みました。
夕日に染まる海を見ると、どうしても昔の金曜ロードショーのオープニングを思い出してしまいます笑
遠くには瀬戸大橋も見えます。
津田の松原サービスエリア下り『あなぶき家』
夕日が沈むのを見届けたので大阪へ戻ります。
うどん屋はほとんど閉まっているので、行きにも立ち寄った津田の松原サービスエリアで再び休憩。
上りのサービスエリアは鳴門・明石大橋ルートだと『四国最後のサービスエリア』になるようです。
これを超えるともう休憩できるところが何もないような気になりますが、サービスエリアがないだけでパーキングはあるのでトイレ休憩などは普通にできます。
そして行きは食べなかった『あなぶき家』でうどんを食べます。
香川価格だとちょっと割高に感じますが味はかなり美味しいです。
肉ぶっかけ大、750円。大なのでつゆを2つくれました。
甘辛く煮られた牛肉と絡まってとても美味しいです。
温玉肉ぶっかけ、640円。こちらもマイルドでとても美味しいです。
照明の関係で写真があまり美味しそうに見えませんが、実物はもっと良い色です(^。^)
地蔵がうどんを食べていました。
「このおうどんがいにうまいけんいっぺんたべてみまい」と書かれています。
「がい」は四国の方言で本来は強いとかたくましいみたいな意味ですが、「すごい」とか強調する感じに、割と幅広く色々と使えます。
定番の顔を出す看板。
さぬきうどんバーガー。何でもうどんを使う香川には、さぬきうどんソフトクリームとかさぬきうどんアイスなどもあります。
さぬき市は日本のダヴィンチこと平賀源内の故郷でもあります。
以上、一泊二日の香川観光&うどん屋巡り旅行でした。
1日目の丸亀城観光&丸亀、善通寺エリアのうどん屋の記事はコチラ! www.dj-mope.com
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