我が家のルンバ(勤続7年5ヵ月)が故障しました。
充電していると「チャージエラー5」と叫び、充電が止まってしまいます。
このルンバがうちで働きだしてかれこれ7年5ヵ月。その間何度も故障が発生し、そのたびに修理してきました。
と言ってもルンバはほぼ全てのパーツをドライバー1本で交換できる『ボルトオン方式』なので、修理がとても簡単なのです。
これはルンバの本当にすごいところで、たぶんミニ四駆と同じくらいの難易度です。
しかし故障の原因切り分けを行い修理方法を調べたところ、今回ばかりはお手上げかも知れません…
厳密には、直せるけど新しく買う方が良いかもしれないしれないという状態。
長年使ってきて愛着のあるルンバなだけに悩むところです(-_-;)
原因の切り分け方法、解決方法などをまとめたので、同様に充電エラー5でお困りの方は参考にしてみてください。
- チャージエラー5(充電エラー5)とは?
- 原因の切り分け方法
- いくつかの可能性を消去
- 残る可能性は2パターン…
- 原因はルンバ本体の充電端子の故障と特定
- 我が家のルンバの修理歴
- ルンバオフィシャルメンテナンス
- 【追記】新しいルンバを購入
チャージエラー5(充電エラー5)とは?
そのままですが、充電に関する不具合です。
何らかの要因で正常に充電が行えない、完了できない場合に発生します。
原因の切り分け方法
『何らかの要因』には色々ありすぎるので、原因切り分けのために一つひとつ解決方法を試しながら正常に動作するかを確認していきました。
とりあえず簡単な順に行っていきます。
ホームベースの充電端子の汚れを清掃
ホームベースの充電端子(金属部分)にゴミやホコリが付着しているせいで上手く充電できていない可能性があるので、汚れをキレイに拭き取りました。
さらに接点復活剤を塗りました。
しかしエラー5は解消されず。
ルンバ本体の充電端子の汚れを清掃
同じくルンバ本体底部の充電端子(金属部分)にゴミやホコリが付着しているせいで上手く充電できていない可能性があるので、汚れをキレイに拭き取りました。
さらに接点復活剤を塗りました。
しかしエラー5は解消されず。
ルンバ本体アンダーカバーの緩み・取り付け不良の確認
ルンバ本体のアンダーカバーのネジが緩んだりしていると、中のバッテリーが正しく固定されないことがあります。しっかりネジを締め直しました。
しかしエラー5は解消されず。
充電ケーブル(ACアダプタ)の故障の確認
充電ケーブルが内部で断線したり、ACアダプタが故障している可能性があるので、ホームベースを使わず直接ルンバ本体にケーブルを挿して充電してみました。
すると今度は正しく充電が完了しました(*_*;
少なくともケーブルの不具合ではないことがわかりました。
いくつかの可能性を消去
そして充電ケーブルを直接挿せば正常に充電完了することから、以下が原因である可能性はなくなりました。
バッテリー端子の汚れ
ルンバ本体内部の、バッテリーと本体側の端子の接点の汚れが原因の場合です。
これが原因なら充電ケーブルを直接挿したとしても充電エラー5が出るはずです。
直接挿すと正常に充電完了したため、この可能性はなくなりました。
バッテリー端子の故障
同様の理由で故障の可能性はありません。
バッテリーの故障や寿命
同様の理由で故障の可能性はありません。
ルンバ基盤の故障
同様の理由で故障の可能性はありません。
残る可能性は2パターン…
考えられる原因はあと2つです。ここからは目視で確認するしかありません。
ホームベースの故障
ホームベース自体、または充電端子が故障している可能性です。
目で見てもおかしい部分はありませんでした。内部的な故障だと正直わかりません。
とりあえず保留で次へ。
ルンバ本体の充電端子の故障
本体ボディにある充電端子が故障している可能性です。
写真の、真ん中のタイヤの左右にある金属のプレートがそれです。
確認のために触っていると、右側のプレートだけがグラグラ動きました!
左側はしっかり固定されているので、おそらくこれが原因だと考えられます(^-^;
原因はルンバ本体の充電端子の故障と特定
ひとまず原因が特定できたので、この端子を交換するにはどの部分のパーツが必要なのかを確認します。
すると『ルンバ本体ボディ』自体に固定されているパーツであることがわかりました。
Aamzonで確認すると本体ボディは基盤付きで7,500円で買えるようです。
基盤がついているので楽と言えば楽ですが、本体ボディ自体の交換となると、それ以外のパーツはすべて移植しなければいけません。
具体的には左右の車輪ユニット、メインブラシモジュール、ダストボックス、前輪、エッジブラシモーターです。
最初に書いた通りそれ自体はドライバー1本でできるので簡単なのですが、問題は我が家のルンバの各パーツがすでにボロすぎること…
メインブラシモジュールなども相当ガタが来ているのでこのボロいパーツを移植するくらいなら正直交換したいところ。
しかしこれ自体も6,500円くらいします。本体ボディと一緒に買うと14,000円です。
我が家のルンバの修理歴
過去の注文履歴を確認したところ、すでにこれだけの回数修理をしていました。
バッテリーはしょうがないとしてもその他のパーツもそこそこ替えています。7年の間に各パーツそれぞれが経年劣化していっています。
2011年05月:ルンバ購入
2012年08月:バッテリー交換(1回目)
2013年04月:メインブラシモジュール交換
2014年08月:バッテリー交換(2回目)
2014年08月:車輪ユニットの修理
2017年11月:赤外線センサー付きバンパー交換
古い車などで、1か所故障したらどんどん他も故障しだしてずっと修理ばっかりし続けるハメになる、悪循環パターンと同じです。車検のたびに修理費がかさむやつです。
これはいっそ全部新品にした方が結果的には安くなるかも…(^_^;)
ルンバオフィシャルメンテナンス
そんな感じで悩みつつ色々調べていると、ルンバオフィシャルメンテナンスというサービスがあることを知りました。
点検・清掃をベースに、不具合箇所の修理や消耗品の交換などをしてくれるサービスで、実際にメンテナンスを頼んだ人の感想などを見てみたらほぼ新品パーツに交換されて戻ってきたとのこと。
さらになんとルンバ600/500シリーズなら18,500円でメンテを受けられます!
Amazonで14,000円出して交換パーツを買うより絶対こっちの方がお得です。早速申し込むことにしました。
メンテナンスを申し込むためにメンバー登録
メンテナンスを申し込むためには、メンバー登録をする必要があります。
さらにメンバー登録にはルンバごとの製品番号(シリアルナンバー)を入力し、正規品であることを確認する必要があります。
早速我が家のルンバのシリアルナンバーを確認して入れてみると…
『製品番号が存在しません』…
7年も前のことなので忘れていましたが、当時まだまだ高かったルンバを少しでも安く買いたいと思い、並行輸入品を買っていたことを思い出しました。
というかよく考えると我が家のルンバはいつも英語で喋っているので、完全に海外版です。
つまり公式のメンテナンスサービスは受けられません。終わった。
また、Amazonで交換パーツを買うか新品を買うかの2択の状態に戻りました。
直接充電すれば動くけど、自動で戻らないとなるとルンバのメリットが大幅ダウン…
ただ最初に書いたように愛着もあるので、どうするか我が家ではもうちょっと考えてみようと思います(;^_^A
原因の切り分け方法、解決方法などはぜひご参考に!
【追記】新しいルンバを購入
その後、ケーブルで直接充電する場合にも充電エラー5が出るように…基盤か本体ボディのどちらが故障していることは確実ですが、交換部品がないのでこれ以上の原因特定はできません。
色々考えた結果、新しいルンバを購入しました。こちらの記事も併せてどうぞ。
ルンバのホームベース固定に便利な小技はコチラ。
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