年末、夫婦お互いの実家へのお歳暮は干し柿にしました。
贈り物用のちょっと高級なやつで、令和の『大嘗祭』に特産品として納められた島根県の『スイートパーシモン』という干し柿です。
これまでそんな高級干し柿を食べたことがないので、ついでに自分たち用にも1箱購入しました。気になる味はどうだったのか!
日本一の『平田の西条柿』
今まで知らなかったのですが、島根県は西条柿という品種の柿が特産で、なんと栽培面積は日本一だそうです。
特に出雲市平田町で作られる西条柿は、第12回野菜ソムリエサミット食味評価部門 渋柿の部で大賞(1位)を受賞し、『平田の西条柿』として日本一になったそうです。
この干し柿も、その平田の西条柿で作られています!
あんぽ柿とは
これも知らなかったのですが、完全に干さずに水分を残した状態で干すことを『あんぽ』と言うそうです。水分含有率を30%ほどにして半生の状態を保たせているとのこと。
『あんぽ柿』という言葉自体は聞いたことがあったのですが、そういう品種だと思っていました(^▽^;) この干し柿はつまり『西条柿のあんぽ柿』なのです。
西条柿の干し柿 スイートパーシモン
令和元年11月14日に執り行われた『大嘗祭』に、島根県の特産品として供えられたのがこちらのスイートパーシモンです!つまり天皇陛下が召し上がった(はずの)干し柿。
今回買ったものは10個セットです。お値段3000円ほどなので、1個300円くらい。
すべて個別包装されています。ひとつひとつ手作業でへた取りをし、柿の形に合わせて丁寧に皮を剥き、自然に近い状態で干しているとのことです。
せっかくなのでお皿に並べました。見るからに高級そう。
おそらく戦国時代なら武将しか食べられなかったことでしょう。きっと石田三成でも食べたくなる干し柿です。
実際に食べてみると中は半生状態でトロトロで、スイーツや和菓子のような感じでした。
とても甘くて美味しかったです!ただし不自然な甘さではなく自然の甘さ。どんどん食べたくなりますが、高級なので1日1個だけで我慢しておきました笑
もちろん贈ったお互いの実家からも喜ばれました。美味しいだけではなく干し柿は健康にも良いそうです。
贈り物にも、自分用のお取り寄せグルメとしても最適!また買ってみたいと思います!
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