大阪歴史博物館の特別展『ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展』を見てきました。
その名のとおり猫が描かれた浮世絵が展示されていて、猫を飼っている人なら思わずニヤリとしてしまうようなものばかり。
9月8日までなのでぜひ行ってみてください(*^▽^*)
ニャンダフル 浮世絵猫の歴史展の感想
『〜国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く〜』というサブタイトルが付いています。見た印象としては歌川国芳の絵が一番多かったように思います。
特に国芳は無類の猫好きで知られるという説明がありましたが、それ以外の画家も本当に猫の生態をよく観察しているなと思える絵ばかりでした。
というのも、浮世絵に描かれている猫が今の猫と全く同じ行動を取っているのです。
窓から外を眺める猫、袋をかぶる猫、籠に入る猫、着物の帯留めや三味線の弦など紐状のものにじゃれる猫、虫を追いかけて筆立てや植木鉢を倒す猫、櫛でブラッシングされる猫、寒い日に半纏の中に潜りこむ猫、こたつや火鉢のそばで丸くなる猫、かつお節を盗ろうとする猫などなど…
どうやら猫という生き物は江戸時代やその前から全く何も進歩しておらず、それでいて変わらず人間に愛されているようです(;^_^A
でも江戸時代にすでに猫を擬人化したキャラクターがあったり、人間の方もあんまり変わってないのかもしれません。
大阪歴史博物館
大阪歴史博物館へ到着。普段は午後5時までですが、金曜のみ午後8時まで開いています。
私と妻は金曜の仕事帰りに待ち合せて見に行きました(^ム^)
浮世絵ねこの世界展の看板があります。
最寄り駅は大阪メトロ(地下鉄)谷町線の『谷町四丁目駅』です。9番出口で下りるとすぐ前にあります。
自転車の駐輪場はありますが、車やバイクは停められません。使っていない広場が敷地内にあるので、駐車場を作って欲しいところ。
ちなみに大阪歴史博物館の隣にはNHKがあります。
最近はNHKを見ると「ぶっ壊~す」が頭に浮かんでしまうようになりました。
博物館前の高床式倉庫。実はこの大阪歴史博物館が建っている場所は、『法円坂遺跡』という古墳時代の遺跡なのです。
歴史博物館の中に入るとガラス張りの床があり…
遺跡の柱穴を見られます。遺跡の真上に建っているからこその展示方法!
ニャンダフル 浮世絵猫の歴史展
1階のチケットカウンターでチケットを購入。
通常は大人800円ですが、2の付く日か8月8日の世界猫の日には猫写真を見せると『ねこふぉと割』で少しお安くなります。
金曜はちょうど8月2日だったので、我が家の猫たちの写真を見せて団体料金の720円で入れました。
さらにエレベーターまでの床に肉球が。けっこう凝っています!
エレベーターで上るとお土産の猫グッズが販売されています。
記念撮影用のパネル。特別展は写真撮影禁止ですので、浮世絵自体の写真はありません。
でもこういう面白い猫の浮世絵がたくさんあるとイメージできると思います!
一番最後、大阪に関連する昔の猫グッズがいくつか展示されていて、そのコーナーだけは撮影OKでした。
約1時間ほどかけてじっくり浮世絵を楽しみました。途中ソファがあるので疲れたら休憩もできますよ。
博物館内のレストランでは開催記念メニューも提供されています。ちょっと無理やり感があるかも?
以上、大阪歴史博物館の特別展『ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展』の感想でした。
猫好きの方はきっと楽しめると思います。9月8日までなのでぜひ行ってみてください(*^_^*)
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