猫の過剰グルーミングの原因としてアレルギーの可能性があるため、『アトピカ内用液』という薬を飲ませて様子を見ることになりました。
アトピカ内用液はステロイドのような即効性のある薬ではないため、本来は1ヵ月ほど飲ませてみて効果を確認するそうです。
現在アトピカ内用液を使って10日経過しました。アトピカ内用液を上手く飲ませるために工夫したことや、10日経過時点での効果などを書いておきます。
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アトピカ内用液は不味い
前回の記事にも書きましたが、どうやら猫にとってアトピカ内用液はめちゃめちゃ不味い薬みたいです。
初めて飲ませた時は口から泡を垂らしながら走り回ったので部屋にヨダレが飛び散りえらいことになりました(^_^;)
2日目はキャットフードに混ぜたもののすぐに気付かれ、アトピカ内用液がかかったところだけを残してしまいました。
高い薬なので無駄にはできないため、3日目はまたシリンジで口の中に注入しましたが相変わらずヨダレまみれに…
アトピカ内用液の上手な飲ませ方
ネットで調べたところ薬を飲ませるためのゼリーに包んだり、オブラート的なものに包んで食べさせている人を見つけました。
しかしそれも食べてくれないとまた薬を捨てることになるので、結局4日目からは強硬手段を取ることにしました。
ずばり『最初から風呂場で飲ませる』方法です。
3日間飲ませ続けても味に慣れる様子がないため、ヨダレを垂らさなくなるのはたぶん無理そうでした。
そこで、ヨダレが飛び散っても洗い流せば済む風呂場で飲ませる方法に切り替えました。
- 猫の背後から(正面だと顔を背けて外れる)
- 口の横を両側からつかんで、口を開かせる
- シリンジを口に対して斜め前から挿し込む
- 喉の奥の方の舌の上を目掛けて一気にアトピカを注ぐ
- 顎を持ち上げて少し上を向かせる
躊躇すると余計時間がかかるだけなので一気にやるのがコツです!
ただしあまりにも奥に入れ過ぎると、気管に直接液体が入ってむせる危険があります。あくまで舌の上で、猫が飲み込めるようにしましょう。
アトピカの滝。
可哀想ですが、ヨダレが治まるまでは風呂場から出られません。
今のところは風呂場でアトピカを飲ませ、ヨダレが収まるまで待ってからちゅーるで口直しをしています。
ヨダレは垂れる分はティッシュで拭いてやって、ハゲているお腹部分に塗っています。舐めた時に少しでもアトピカが体内に取り込まれるかと思って。
アトピカの後のちゅーるも風呂場で食べます。
黒猫を心配して見に来た…わけではなくちゅーるを狙って来た白サバ。
最初のころはアトピカ直後はちゅーるさえ食べなかったのですが、毎日やり続けるとさすがに少しは慣れたのか、今は割とスムーズに食べてくれるようになりました。
ずっと不味い味がするよりは、早めにちゅーるで口直しする方が良いと学習したのかもしれません(^_^;)
アトピカ内用液を10日使った効果
はじめに書いたようにアトピカは即効性がある薬ではないので、お腹のハゲは10日時点ではそこまで変化はなさそうです。
ただ、気のせいかもしれませんが、前よりは少しだけ毛が増えてきた感じはします。
過剰グルーミングで怪我やカサブタになったところが痒くて余計に舐めるという悪循環に陥っているのが、アトピカで痒みが少しは抑えられているのかも?
猫のためとは言え、毎日不味い薬を飲ませるのも可哀想なので早く治ってもらいたいところです(~_~;)
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